書名:プロフェッショナルの条件―いかに成果をあげ、成長するか (はじめて読むドラッカー (自己実現編))
著者:P・F. ドラッカー
いやいや、何の話だ。
われながら、おっさんがデカデカ写ってるような本が2冊も家にあるとか明らかに頭おかしい訳ですが、もともとこの本を自前で持ってたところ、会社からも貸与されるという無駄に偶然なできごとに見舞われてます。
いわゆるザ・ビジネス書。でも内容は仕事に限らないようなものもあり、なかなか考えさせられる点も多いです。
中にこんな一節があります。
「無人の山中で木が倒れたとき、音はするか」
答えは「しない」
なぜなら、その音を誰も知覚していないから。
「音は知覚されることで、音となる」とのこと。
要は、音は一方的に発しただけでは成立しないんですよと。"音は聞いてくれる誰かがいるから成立する"んですよってな事が書かれています。
無人でも虫くらいいんじゃね?音も聞いてんじゃね?とか本筋を外れたツッコミは不要です(ぉ
ここの章では「音=コミュニケーション」の例えとして使われていて、
コミュニケーションの本質とは何かということを掘り下げて説明しています。
ふむ。。。やはり良書ですね。ちょっと読みにくいけど。
で、さっきの「音」の話なんですけど、この考え方はコミュニケーションにかぎらず、音楽にもまんま当てはまるよなぁと。
僕はギター弾いたり歌ったりしてますが、
それをこうやって堂々と書いてられるのは、聞いてくれてる人がいるからなんですよね。
僕がギター弾くのを聞いてくれる人がいるから、僕はギター弾きでいられて、
僕が歌うのを聞いてくれる人がいるから、僕は歌い手でいられるわけです。
聞いてくれる人がどこにもいなかったら、僕はミュージシャンでもなんでもない、ただのおっさんなわけですよ。
あ、いや、おっさんは聞き手の有無に関係なく成立してますけど(だからこのコメント不要ぉ
「MASTやってます」ってのも、ライブさせてもらえる場所があって、そこに聞きにきてくれる人がいるから言える話。MASTはお客様に認知されることによって存在してるわけです。
あらためて、お客様の重要性を感じたのでした。
お客様と楽しい時間を過ごすということをモットーにやってるMAST。
このモットーも言うたびに表現が微妙に変わってる気もしますが(ちゃんと統一しろ
お客様にそれが伝わるようなライブをし、そういうふうに認知されたらいいなと、そんなことを思ったのでした。
待てよ。。。
聞き手がいないと、MCが滑ってるという事実も成立しない。お、これはある意味メリット(ぃゃ
広告
【やや音楽っぽいことの最新記事】